こんにちはiphoneシェルジュ秋葉原店です。
iPhoneの爆発事故は、世界中で多数発生しています。爆発事故のことを知って、利用に問題がないのかと不安に感じているiPhoneユーザは少なくないのではないでしょうか。少しでも情報を知っておけば、それだけで問題が起きたときの対処が容易になることもあります。
iPhoneに限らず、スマホを利用していて突然爆発するという事故は世界各国で起きています。実際に、米カリフォルニアではiPhone6を利用していて、爆発事故が起こり危うく火事になりかけた事例が報告されています。また、同様の事故は中国の上海でも発生しており、iPhone6が車のダッシュボード上で爆発する事故が起こっているのです。上述の2件の爆発事故はiPhone6を使用していて発生したものですが、後継機種であるiPhone XS Maxでも爆発事故は確認されています。
iPhone X Maxの爆発事故では、所有者がズボンに入れていたためケガを負う事態に発展しています。このようなiPhoneの爆発事故は多数発生しており、各自原因を知り対策しなければ、最悪の事態を招きかねないのです。
バッテリーの膨張
iPhoneはバッテリーが内蔵されているので、膨張していても気づきにくいということが挙げられます。高品質のリチウムイオンバッテリーを使用しているものの、長期間の使用をしていれば劣化することは避けられません。バッテリーは劣化にともない膨らむことがあり、その状態で落下するなど強い衝撃が加わると爆発が起こる危険性があるのです。
また、落とした覚えがなくても、ポケットやカバンに入れて日常的に外部から力が加わっていた場合は膨らむことがあります。バッテリーが膨らまないようにするためには、充電しながらの使用や過充電を控えるべきでしょう。そして、iPhoneの充電が切れやすくなってきたなどの異常を感じたら、直ぐにメンテナンスに出してみるのも爆発事故を防ぐうえでは大切なことです。
高温の場所に放置
iPhoneに使われるリチウムイオンのバッテリーは、高電圧や高容量、寿命が長いなどのメリットがあるのですが、一方でデメリットも存在します。それは、高温になるにつれて容量が上がる一方で、高温になり過ぎて爆発するおそれがあるというものです。
動作温度の保証範囲を超えてしまうと、短絡を防ぐ目的で使われているセパレーターが収縮し、短絡が起こってしまうことがあります。短絡が起こると危険だといわれる原因は、抵抗が小さくなってしまうことで、発生するエネルギーがかなり大きくなってしまうためです。
元々、リチウムイオンバッテリーは大容量でエネルギーが大きいので、短絡によりエネルギーが発生し過ぎて爆発を起こしかねません。リチウムイオンバッテリーが高温にならないようにするためにも、直接日光が当たる場所での保管は避けるようにしましょう。
iPhoneのバッテリーが膨張している場合の対処法
iPhoneのリチウムイオンバッテリーが膨張しているときは、バッテリー交換をすることが大切です。iPhoneはバッテリーが内蔵されているため、自分では取り外すことができません。稀に自分で修理しようとする人もいるようですが、危険なので自分で修理することは絶対に止めましょう。
また、自分でバッテリー交換したためにiPhoneが故障してしまうケースも少なくないようです。修理業者に任せればバッテリー交換代だけで済むところが、自分で修理して失敗し、液晶交換代までかかってしまうこともあります。