こんにちはiphoneシェルジュ秋葉原店です。
iPhoneがなんだか重い。カクカクしたり、Safariがすぐ落ちたり。果てはカメラが真っ暗に。iPhoneユーザーであれば、一度は経験したことのある現象ですよね。そんなとき、こんなことで困っていませんか?
今回は、iPhone歴は長いのに操作レベルがなかなか上がらないわたくしが、重いiPhone軽くする方法を徹底解説します。わかったのは、iPhoneの重さの原因は、大きく2つあるってことです。ここを理解しているのとしていないのとじゃ、iPhoneを使いこなしている感が全然違いますよ。
残りのストレージ容量によって、対処法が変わるのはどうしてでしょうか?ここでは超簡単にiPhoneが動く仕組みを紹介します。
iPhoneでSafariを立ち上げたり、アプリを開いたりしているとき、iPhoneの中で何が起こっているのかというと……こんな風にイメージしてみてください。人が本棚から本を取り出して、机の上に広げて作業している、と。
Safariやアプリを開くたびに机の上に本がのっていくイメージです。机の上が本でいっぱいになるとどうでしょう。作業しにくくなりますよね。あげくは本が机からバサバサと落ちてしまうかも。かといって、本棚に本をいっぱい詰め込んでも、本棚がパンパンで使いづらい。iPhoneが重いときは、こんな状況になっているんだと想像してみてください。
つまり、机(メモリ)がいっぱいの時は、一度にアプリやSafariを起動し過ぎているんです。このとき、ストレージ(本棚)を減らしても意味はありません。机の上を片付けるためには、キャッシュの削除やアプリの完全終了が必要です。このようにザックリ2つの原因があることを覚えておけば、重いiPhoneを簡単に軽くできます。
iPhoneのストレージの空きを増やす方法
最初にストレージ(本棚)を整理する方法をお伝えします。ストレージの空き容量が1GB未満の方は、必読です。
使わないアプリを削除する
暇つぶしに面白そうなアプリをダウンロードしていったら、いつの間にか使っていないアプリがたくさん……なんてことはありませんか?アプリは容量を圧迫しますので、適宜削除していくようにしましょう。
Safariのキャッシュを削除する
「キャッシュの削除が効くらしい」となんとなく思っている方、キャッシュって何でしょう?キャッシュは、英語だとcache。隠し場、貯蔵所などを意味します。
たとえば、初見のWebページを開く場合、画像と文章すべてをゼロからダウンロードする必要があります。毎回それをしていると大変なので、一度開いたページはすぐに開けるようにSafariが記憶しています。SafariがURLをメモしているようなものです。これが溜まっていくと、メモだらけになってストレージを圧迫するのです。
なおSafariのキャッシュを削除すると、同時に開いていたSafariのページも閉じるので、メモリ解放にもなります。他はサクサクだけどSafariだけ遅い。そういう時は、まずSafariのキャッシュ削除をお試しください。
ちなみに、キャッシュを削除してもパスワードは残ります。パスワードまで消す方法もあわせて紹介します。
- Safariのキャッシュを削除する方法
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- [設定]→[Safari]を開きます。
- 画面の下の方までスクロールすると[履歴とWebサイトデータを消去]と出るのでタップ。
- [履歴、cookie、その他のブラウザデータが削除されます]と確認のメッセージが出るので気にせずタップします。