iPhoneが水没

こんにちはiphoneシェルジュ秋葉原店です。

iPhone7になってから、防水性能がサポートされるようになりましたが、一定の条件で防水性能を発揮するというだけで、完全防水というわけではありません。iPhone7より前の機種ならば、なおさら水没を避けなければなりません。

よくあるのが、iPhoneをトイレに落としてしまうというケースではないでしょうか。用を足そうとしたところ、ポケットからすべり落ちてしまった、あるいは音楽を聴こうとしてうっかり落としてしまった、などという例がみられます。暑い季節になると、水遊びの最中に落としてしまうということもあるでしょう。

なかには、iPhoneだけでなく自分自身が水の中に落ちてしまったというケースもあるようです。さらに近年では、ゲリラ豪雨という気象現象も頻発するようになりました。ポケットの中までずぶ濡れになってしまい、iPhone水没の憂き目に遭ってしまうということも考えられます。

iPhoneが水没したらすぐやるべき!?応急処置方法

タオルで大まかに水分を拭き取ったら、次にティッシュを使って細かい部分まで丁寧に水分を拭き取ります。仕上げに、綿棒などでイヤホンジャックや電源コネクタなど、開口部を拭いてください。

水分を十分に拭き取ったならば食品保存袋に乾燥剤を詰め、その中に水没したiPhoneを入れます。それから食品保存袋の空気を抜きつつ、ジッパーを閉めてください。その状態のまま24時間以上、できれば48時間程度放置します。乾燥が終わったら、電源を入れてみてください。

悪化させることも!?水没したiPhoneにやってはいけないこと

iPhoneが水没したときに、慌てて水気を切ろうとして振ることは厳禁です。水分が本体内部に行きわたってしまうおそれがあります。

また、乾かそうとしてドライヤーの風を当てることもやめましょう。表面を乾燥させるだけで、内部に入り込んだ水分に対しては効果が期待できませんし、熱によってiPhoneにダメージを与えてしまう危険があるのです。水分が残っているときに、電源を入れたり充電したりすることも避けてください。ショートして致命的なトラブルが

処置したけど直らない… 修理依頼をしよう

応急処置をしても直らなかった場合は、修理を依頼する必要があります。また、一応動作した場合でもその後、修理に出した方が安心でしょう。水没した場合はなるべく早く対処することが肝心なので、まずはすぐに修理業者に連絡をしてみましょう。

状況を説明したうえで、修理担当者にiPhoneを預けます。修理ではiPhoneを分解し、各パーツの水分を完全に取り除いてくれます。それから、サビなどを洗浄して乾燥処理を施します。その後、組み立てて動作を確認します。

修理に出すことで、基板を乾燥させるだけでなく洗浄もしてもらえるというメリットがあります。そのため、自分で応急処置しただけの場合よりも、iPhone復旧後の寿命が延びる可能性が高まるでしょう。