iPhoneの画面が浮いてる

こんにちはiphoneシェルジュ秋葉原店です。

iPhoneの画面が浮いてきたのに、そのまま使い続けているという人はいませんか?動作に問題がないからといってそのまま放置していると、本体の故障などの重大なトラブルにつながりかねません。まずは、なぜiPhoneの画面が浮いてしまうことがあるのか、その原因について説明していきます。

まずは、なぜiPhoneの画面が浮いてしまうことがあるのか、その原因について説明していきます。

バッテリーの膨張

原因としてまず考えられるのは、バッテリーの膨張です。iPhoneは本体のサイズを小さくするために、バッテリーを含めた各パーツがそれぞれ隙間なくコンパクトに収まるように設計されています。そのため、バッテリーが膨張することで画面が押し上げられ、画面浮きを引き起こしてしまうのです。

iPhoneのバッテリーは、もともとフル充電で最大500回までは80%のパフォーマンスを発揮するように設計されています。これは、1日1回充電したとして約1年4カ月の耐用年数があるという意味です。また、iPhoneを使用するときの適正温度は、16~22度とされています。
この範囲を外れて使用したり、必要以上に充電を続けたりすると、バッテリーに負荷がかかり劣化して膨張する可能性があるのです。

フレームの変形

フレームの変形も、原因として考えられます。落下などで強い衝撃が加わるとiPhone本体のフレーム部分がゆがみ、画面が押し出される形で浮いてきてしまうのです。特に、iPhone 6以降はバックパネルが柔らかくなっています。iPhoneを落としたりぶつけたりしたときに、液晶のガラス面には損傷がない場合でも、フレームの歪みが生じてしまっているケースがありますので注意が必要です。

隙間から異物が入り込んでしまう

iPhoneの画面が浮いているということは、本体のフレームと液晶画面の間に隙間ができているという状態でしょう。そのまま使い続けていると、隙間から異物が入り込んでしまうケースは少なくありません。たとえわずかな隙間であっても、水分やホコリが入り込んでしまうのです。iPhoneは精密機器ですから、このような異物の混入は致命的なトラブルを引き起こす恐れがあります。

水分が入り込んでしまうということは、基盤やバッテリーがショートしたり、水没状態になってしまったりする恐れがあるということです。ちょっとした水蒸気やホコリでも、内部にサビが生じることで物理的なダメージを受けてしまうこともあります。
また、ホコリによってiPhone内部で発生した熱を外部に放出するのが妨げられ、熱がこもりやすくなってしまいます。iPhone本体が高温になると動作が遅くなったり、最悪の場合はバッテリーが発火してしまったりといったリスクもあるので注意が必要です。

画面の操作ができなくなってしまう

しばらくは今まで通りに使用できていたのに、画面の操作が突然できなくなってしまうというトラブルが発生することもあります。iPhoneの画面が浮いていると、画面と内部の基盤を接続するケーブルが引っ張られている状態のため、これが何かの拍子に切断されてしまうケースがあるからです。