こんにちはiphoneシェルジュ秋葉原店です。
iPhoneの通信速度が遅いなと感じるとき、速度制限がかかっている可能性は高いです。
しかし、それ以外にも原因となりうる事象は存在します。この記事では、速度制限以外でiPhoneの通信速度に影響を与える可能性があるものについて見ていきましょう。また、速度制限状態を回避すべく通信量を節約する方法などについても併せて解説していきます。
iPhoneの通信速度が遅くなる要因
まず考えられるのは、契約中の通信容量を超えてしまったことによる速度制限です。しかし、速度制限の場合、容量オーバーが近づいていることを知らせる通知が事前に届きます。
また、容量を超過した時点でもその旨を知らせるメッセージがキャリア側から届きますので、何の前触れもなく速度制限がかかるということはありえません。
通信容量に問題がないのにもかかわらず極端に通信速度が遅くなったときは、アクセスしようとしているサイトなどのwebサーバーが一時的に混雑している可能性が考えられます。これが原因であれば、違うwebサイトには問題なくアクセス可能なはずですし、しばらく時間をおいて再接続することで通信状態は回復するでしょう。
速度制限でもサーバーの混雑でもないときは、iPhone本体に不具合があることが予想されます。この場合は一度再起動をすることで解消されるケースもあります。しかし、それでも復帰しない場合は専門の修理店へ持ち込みましょう。
できれば避けたい通信速度制限
通信速度に制限がかかると1つのwebサイトもまともに開くことができなくなるため、できれば避けたいと誰もが思っているところですよね。そもそも、iPhoneの通信速度制限はなぜあるのかというと、限りある電波を契約者全員が平等に利用できるようにするためです。
1人が独占的に電波を使い続けることで他の契約者に支障が出ることのないよう、決められたデータ通信量を超えると制限がかかって速度が低下するような仕組みになっています。
当月分の通信量は各キャリアのアプリや公式ページから確認できるようになっていますので、不測の事態に備えて定期的に確認する習慣をつけておくと良いかもしれません。
ちなみに、万が一契約しているデータ容量をオーバーして速度制限がかかってしまっても、追加で料金を支払うことで速度制限を解除できるプランが各キャリアで用意されています。
ですが、数カ月連続で速度制限がかかったりしている状態であれば、契約容量を見直したほうがかえって料金が割安になることもあります。毎月の自分の使用量と照らし合わせてどちらがお得かを判断しましょう。
iPhoneの通信速度制限を回避するには?
通信速度制限を回避するためにもっとも有効な手段は、Wi-Fiを積極的に利用することです。Wi-Fiを利用すれば、どれだけ通信を行っても契約しているデータ容量には影響しません。そのため、アプリのアップデートなどの大きなデータの送受信はWi-Fi環境下で実行することをおすすめします。
また、iPhoneから違う端末に電波を飛ばすWi-Fiアシスト(テザリング機能)は、一見とても便利に見えてiPhoneの通信容量が非常にかかる機能です。必要ないときはオフにしておくのも鉄則です。
その他の対策としては、あまり使わないアプリのモバイルデータ通信や、バックグランド更新をオフにするなどが挙げられます。