こんにちはiphoneシェルジュ秋葉原店です。
iPhoneのカメラの進化には目を見張るものがあります。しかし、逆に言えば進化の速さについていけず、どのような機能があるのかよくわからないという人も少なくないのではないでしょうか。
また、システムが複雑になると、不調になったときにどう対処していいかわかりづらいという問題もあります。そこで、iPhoneのカメラをより快適に使ってもらうために、その性能とトラブル時の対処法について説明をしていきます。
iPhoneのカメラで写真を撮影すると、同じアングルの写真が2枚ずつ撮影されている場合があります。これはHDRによるものです。HDRとはハイダイナミックレンジの略であり、露出を変化させた連続画像のそれぞれ良い部分を組み合わせることで完成度の高い写真を作り上げる技術のことです。
この機能によって、より肉眼で見た風景に近い写真を撮影することができます。そして、これは標準設定となっているので、撮影シーンによっては標準露出の写真とHDR写真の2枚が保存されることがあるというわけです。ただ、ほぼ同じ写真が2枚ずつ保存されると整理が大変だという人もいるでしょう。その場合は設定画面から「写真とカメラ」に入り、「通常の写真を残す」という機能をオフにすればOKです。これでHDR写真のみ保存されることになります。
iPhoneカメラの調子が悪い!そんなときにまず試してほしい対処法
iPhoneのカメラが起動しなかったり、画面が真っ暗になってしまったりというケースがあります。その場合、故障してしまったと慌ててしまいがちですが、その前に一度落ち着いて検証してみる必要があります。それは故障ではなくて、一過性の不具合である可能性があるからです。
まずは電源を切ってスイッチを入れなおしてみましょう。単なるフリーズなら多くの場合はこれで元に戻ります。それでも改善が見られないようであれば、設定画面から「iCloud」に入り、「iPhoneを探す」を解除してみましょう。他にも、すべての設定をリセットしてみたり、必要なデータをバックアップしてから「初期化→復元」のプロセスを行ったりするのもひとつの手です。また、カメラレンズに異物が混入して写真に黒い斑点が出るようであれば、エアダクタースプレーを使って異物を吹き飛ばすことで症状が改善する場合があります。
無理は禁物!どうしても直らないときには修理に出そう
カメラの不調は物理的な破損が原因でなければ、電源を入れなおしたり初期化したりすることで直るケースが多いものです。しかし、外から見ただけではわからない深刻な原因があるケースもあり、そうなると基本的な対処法だけでは改善は期待できません。
そういう場合は、無理に自分で直そうとすると余計にダメージを与えかねないため、専門家に修理を依頼するのが賢明です。そのほうが状況悪化のリスクを低減できるうえに、適切な修理を行える可能性が高くなるでしょう。
高性能を満喫するために!iPhoneのカメラは大切に扱おう
iPhoneのカメラは非常に高い性能を誇っています。しかし同時に、それは作りがデリケートであり、その扱いは慎重に行わなければならないということも意味しています。
あまりにも身近なものになってしまって忘れがちですが、iPhoneは精密機械であり、大切に取り扱うべきものなのです。カメラの高い性能を満喫するためにも、不調のときはすぐに適切な処置を行うようにしましょう。